LED照明に革命を起こせるのか
ダイソン CSYSに注目が集まっている
掃除機、扇風機とこれまでの常識を覆してきたダイソン生みの親 ジェイク・ダイソンが手掛けたのはLEDライト CSYS=シーシス
ジェイク・ダイソンのポリシーは「使い続けるLED」
彼はこういう・・・「LED業界は永続的に使える兆しのあるLEDに5-7年で寿命がくる製品を作ることで満足している、LEDを生涯使い続けることを証明したいんだ」
これはある意味LED市場関係者にとっては、もっとも恐ろしい試みである。
何故ならLED照明の需要が見込めないからである。
多くのLEDメーカーは接合部温度が130℃の場合5万時間のLED寿命を予測しています。
ところがシーシスでは接合部温度を60℃としている。
LEDは温度が高くなることに比例して寿命が短くなると言われている
シーシスの接合部温度だと寿命を15万時間、1日12時間利用したとして約37年以上の高寿命が可能になるという。
何故、ダイソンのLEDライトは、この形なのか・・・
それは放熱を重視した故の形がヒートパイブを採用することにあるからだ、と彼はいう。
LEDチップの接合部温度が低いほど寿命を長く伸ばせるのだから、寿命の長い電球を作るよりも、この形にすることで効率よく放熱が可能になるという。
まったく、スゴイ発想力から生まれたLEDライトである。